法輪会 文化事業団
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ご挨拶


林道雄宗務総長

このたび「法輪会文化事業団」発足にあたり、一言御挨拶申し上げます。

 さて、戦後半世紀を迎え、日本人の死後の世界、心の問題が教ほど、全国津々浦々の国民の中で、原価の最重要課題として真剣に取り組まれ、種々論議を重ねられるといった姿は、かつて見られなかったことであります。

 昭和30年代後半から敗戦の打撃にもめげず日本は世界中が目をみはるほどの驚異的な経済大国に成長しました。これはひとえに日本人本来の勤勉さと、卓越した英知の賜物であることは、今更申し上げるまでもありません。昭和40年代に入り、人物の豊かさのみを追求する風潮が生れ、消費は美徳という言葉がもてはやされました。その頃より「日本人はこれで良いのか!!日本人は日本人の原点にかえれ」と盛んにいわれるようになりました。

 つまり物から人へ、人から心へと指摘される時代を迎え“真の人間の幸とはなんぞや”の問いかけが、あらためて国民の目を覚まし、心の大切さが叫ばれるようになりました。

このことは洋の東西を問わずローマ帝国滅亡の歴史を見てもわかる通りであります。集団生活を営む中で、個人の利益追求のみでは秩序の維持はできません。

 心の豊かさを尊重し、人の心の痛みを知る事の出来る人間で泣ければ人間の真の幸福も人間としての価値もないということが、ここ十数年間の模索の中から決定づけられたのであります。
法輪会文化事業団はこういった結論の中より生死を越えた、つまり現当二世を通じたうえの、経済・文化(宗教)・家庭の三大条件に叶う目的を持った団体であります。どうぞ東洋民族、特に日本人であるならば深い御理解を頂き、御賛同くだされんことをお願い致し御挨拶と致します。

合掌